<ボランティアスタッフ大募集>高知県災害弱者支援センター設立準備室を立ち上げます – NPO法人まあるい心ちゃれんじどの応援団
2016-05-20

<ボランティアスタッフ大募集>高知県災害弱者支援センター設立準備室を立ち上げます


昨年からスタートした高知県災害弱者支援センター設立に向けたアクション!

「3つのアクション  体験・教育・活動で  来たる南海トラフ震災に備える 」障がいのある人たちが活躍するための 「脱!!災害弱者運動」

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関係者の方々を紹介していただきながらお会いしお話していると、誰も否定的なお返事はありません。そりゃあそうだと思います。

そんな中で4月には熊本で何と震度7という直下型地震が起こり、南海トラフ地震が5月に発生するなどというデマまで流れるような事態になりました。

 

 

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昨年の菓子工房レネーの収益を一部活用して何とかスタートさせたいと考えてきましたが、レネーの収益を使う以上、支援センターは障がいのある人たちの就労の場とならないといけません。

就労形態としてはもちろん一般就労の場となります。平時は支援センターの職員として働き、災害時等においては災害ボランティアとして活動する障害者防災士(防災士という言葉は使えないと思いますが、今は適当な言葉が見つからないので)となります。

それなりの努力は求められます。現在のあまりにも福祉慣れした彼らにその努力を求めてやり遂げることができる人がどれだけいるだろうか?常にその疑問が頭から離れません。

さらには、定年等でリタイアメントされた方で、防災等にかかわってこられ、まだまだ現役で働けるという方が必要です。

さてそうなると、大きな費用が必要となってくるわけで、支援センターも何らかの収益を上げる仕組みにしなければなりませんし、大学生や、行政の方々・大学の先生方のご支援が絶対的に必要となります。

 

やっぱり幅広いネットワークを持っていない自分には無理だなあという思いと、早く形を作って走りながら考えるというこれまでの自分のパターンで小さいことからコツコツとやればできるかも、というこの二つの思いが交差する毎日を送っています。誰も否定はしないけど、率先してはやろうとは思わない。まあそういう企画であることは間違いないと思います。

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しかし、今回の熊本地震においても避難所には障がいのある人たちの姿がないということが伝えられました。大学がいち早く体育館を開放し皆さんを受け入れたという話を聞きました。また一緒に暮らす動物の避難ということも今回クローズアップされました。人々の暮らしはどんどん多様化しているですね。

でもそれは平時から地域においては何らかのトラブルの基にもなっていることなんですね。犬や猫を嫌う人もいる、障がいということに対する様々な偏見もある。普段から何となく軋轢を感じている人は、さあ生活に不便・不安を感じるなら他の人と雑魚寝する雑多な空間に避難しなさい、そこでみんな我慢してるからあなたも我慢しなさいと言われても行かんわねえ。

 

 

こういう様々な事柄を考えながらですが、避難所のイメージはもう皆さんほとんどの方が持っていると思うので、例えば支援センター準備室に段ボールベッドや仕切りのある空間を体験できるようにしておけば、少しはこれまでと異なった避難所のイメージになってくるかもしれません。

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現在は段ボールの家も組み立てることができ発達障がいの子どもさんも遮断した空間があると安心するかもしれません。

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高知県工業振興課には 高知県防災関連認定製品

<http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/150501/bousaiseihin26.html>があって災害用品がたくさんあります。

大きな企業もたくさんあります。連携でないものですかねえ。高知県工業振興課さんご期待してます。

この高知県防災関連認定製品には株式会社黒潮町缶詰製作所さん

<http://kuroshiocan.co.jp/profile.html>の缶詰があってすごく興味を引きました。

これらの災害用商品はあまり私たちの身近な所にないので知りませんが、支援センター準備室で展示できるものがあればもっと身近になるんではないかなあと思った事です。

また販売可能なものはいくらかの手数料をいただいて販売やセールスもできるんではないかと思いました。

さらに世の中はいろんなことで商売になってるんですね。

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今や缶詰は単なる保存食ではないんですねえ。<缶詰Bar>なるものが全国展開してるんですよ。何と400種類もの缶詰があり、その内容も本当にバラエティに富んでいます。

とかく災害用の備蓄食は味気ないものと思っていましたが、新潟大学などが「災害食学会」を立ち上げ研究も盛んです。

こういうことを知れば家族の一週間分ぐらいの備蓄も楽しくできて日常的にも食べることで備蓄食の循環もできるので、収益事業としても成り立つようにも感じました。

災害弱者支援センター準備室の全体的なイメージが少しずつ形成されてきています。

障がいのある人たちに向けた高知県版教育プログラムの構築についてはもう全面的に大学等の先生方におすがりするしかありません。高知県立大学に出向き趣旨をお話しさせていただいたところご協力をしていただけそうです。神原先生・二本柳先生よろしくお願いします。

高知県教育委員会の学校安全対策課さんにも出向き、現在学校で使われている教本や先生方の教育読本も一式いただき見てみると内容も大変充実されてました。この内容を引き継いで学校教育を卒業後の障がいのある人たちに災害教育の機会を絶やさず提供していくことがこのセンターの大きな目的ですのでコツコツとノウハウを積み上げていかなければなりません。

段々と事業として形になってきましたが、何といってもマンパワーが足りません。

さらには、準備室の場所探しに苦労しているのです。皆さんにこの活動を知ってもらうことが大きな目的なのでやはり街中がいいですよねえ。

この記事を見られた方、簡単にスルーしないでマンパワーとお知恵、あなたのネットワークをお貸しくださいませんか。


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