ボランティアの方を大募集!!-障がいのある人たちが災害時に活躍する- – NPO法人まあるい心ちゃれんじどの応援団
2015-08-08

ボランティアの方を大募集!!-障がいのある人たちが災害時に活躍する-

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ー脱!! 災害弱者運動が目指す姿ー

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当法人が今年度から取り組み始めた「脱!! 災害弱者 運動」は、少しずつですが進み始めました。
4月に開設された高知県産学官民連携センターの アドバンスコースでこの運動の進め方をテーマにして 考えてみようと思っています。来年1月まで県内の事 業者の方々のご意見を聞きながら、今後多くの方々に 支援していただける運動になる計画を策定します。
また、6月から始まった高知市防災人づくり塾に参加 しています。約200人という参加者の多さにまず驚い ています。これだけ市民の関心が高い事柄なんだと改 めて感じました。
参加者の多くは自治会の方々だろうと想像していま したが、大学生等の若い方が大変多く、中には小学生 もいて、来る南海大地震や最近全国で起こっている災 害のニュースに皆さん他人事ではないと感じているの です。
人づくり塾で講師が話す共通の内容は「自助」です。
まず、自らの命は自分で守らなければならない。死んで しまうと人を助けることもできないし、みんなに迷惑を かけてしまう。だからまず自分自身を守ることに全力で 取り組まないといけない。
つまり、高知市民はこの講師の言う「自助」のために、 防災人づくり塾に参加して知識を身に付けているんで すね。
人づくり塾に参加している人の中には医療法人系の 高齢者施設の看護師の方々もおられます。「BCP (事 業継続計画)を策定したけどそれだけでは充分ではな いので防災士の資格を取りたい」と参加しています。

 

私たちの運動にも看護師の経験がある方々に 参加してもらいたいと思いました。

 

高知市地域防災計画 [地震・津波対策編]
第3章 災害予防対策から抜粋

避難行動要支援者名簿に掲載する者の範囲は、生 活の基盤が自宅にある者のうち以下の要件に該当す る人です。
(ちなみに、法の改正により「災害弱者」という言葉は使 わないようですが、当法人では災害弱者がわかりやす いので引き続き使います)
ア、 75 歳以上でひとり暮らしの者
イ、 75 歳以上の者のみで構成される世帯の者
ウ、 要介護認定3~5を受けている者
エ、 身体障害者手帳1・2級(総合等級)を所持する 者
オ、 療育手帳Aを所持する者
カ、 精神障害者保健福祉手帳1級を所持する者
キ、 日常生活において部分介助及び全面介助を要 する在宅難病患者
ク、 上記以外で特に支援の必要がある者
また、高知市健康福祉総務課が平成26年12月に 「災害時における避難行動要支援者の避難支援マニュ アル」を発行して、上記に該当する災害弱者を避難誘 導する際の注意点などを細かく書いています。

 

 

ここで気になるのが、身体障害者手帳・療育手 帳・精神障害者保健福祉手帳を所持している軽度 の障がいのある人たちは対象になっていないとい うことです。

 私たちのこれまでの経験から考えると、療育手 帳Bや1級以外の精神障害者保健福祉手帳を所 持している方、また手帳を所持していない方が対 象となっていないことが気になります。

市の防災人づくり塾の内容をそのまま療育手帳Bの方に聞 かせてもなかなか理解できないでしょうし、突然の 災害時にパニックにならないよう日ごろから心構 えをすることが求められます。そのためには、彼ら のための防災教育が必要だと思います。

 

 

1「挑戦する人を増やす」

 当法人は「挑戦する人を増やす」を企業理念と して掲げ、食品安全衛生に関する国際規格である
ISO22000を、数ある企業や福祉施設に先駆 け、いち早く認証取得し、食品安全衛生教育シス テムを確立しました。
今年から取り組みを始めた「脱!!災害弱者運動」 については、「挑戦する人を増やす」活動の第二弾 として南海大震災等災害が発生したとき、障がい がある人たちが支援者として活躍できる人になる ことを目指したいと考えています。

 

 

2災害弱者の学びの場を作る

 高知市の防災人づくり塾のような座学では彼ら には少し理解が困難のように思います。
もっとアクティブに、例えば災害時に氾濫する川 はどのように治水されているのか。
津波が来たとき、堤防はどのように防ごうとして 作られているのか。現地をめぐりながら冒険感覚 で防災を考える。
また、そもそも備蓄食を食べたことある?
今どんな備蓄食があるのだろう。災害時に備蓄食にそもそも慣れていないので食べられず困った
という話を聞きます。

考えるといろいろな切り口で学びの場を考えることができます。
また、冒険感覚の防災教育なら、小学生などの 参加も可能ではないでしょうか?
様々なアイデアを出して障がいのある人にわ かりやすい講座やイベント企画を一緒に考えて行
動していただけるボランティアの方を大募集して います。

いつでも 担当:杉野までご連絡ください。

 

 

 3災害弱者支援センターを開設したい

 「脱!!災害弱者運動」を形にするために災害弱者 支援センターの開設を目指します。支援センター の役割は、
① 障がいのある人・子どもたちのための防災士 養成講座
・様々なイベントや講座を開催する。
② 備蓄を真剣に考える
・身近な保存食のアイデアを考える。
古来から日本には保存の技術があります。1年ぐ らいの保存ができれば十分です。実際に作って
保存をしましょう。年一回試食をしよう。
③ 避難所機能の役目を持つ
・福祉避難所のあり方を考え、実際に作ってみる。

2017年度の開設を目指します。

 

 

様々なアイデアを出して障がいのある 人にわかりやすい講座やイベント企画を 一緒に考えて行動していただけるボラン ティアの方を大募集しています。いつで も 担当:杉野までご連絡ください。
TEL 088-855-4141

 

活動費のねん出のため菓子工房レネーの売上の10%を充てます。

皆さん売上にぜひご協力お願いします。

 

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