Home > ISOは障がい者の “道しるべ”

iso22000

 

 

親亡き後の子どものことを考えない親はいないでしょう。障がい児となれば、その思いはさらに強くなります。

私もその一人です。

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2004年3月。子どもが社会に巣立った時、生きぬく“道しるべ”を―という思いで、障がい児の親が中心となってNPO法人「まあるい心 ちゃれんじどの応援団」を設立しました。「ちゃれんじど」は障がい者を表す英語。「障がいのある人は挑戦するチャンスを与えられた人」の意味で使われていると知り、この言葉を使いました。

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私は本業があったので、後方支援。活動の中心となる母親たちの「ケーキ作りなら、おいしい匂いに囲まれてコツコツとやれるんじゃないか」という意見から、高知市本町3丁目で「菓子工房レネー」をスタートしました。キッチン一つ。受け入れた知的障がい者も2人でした。

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11年に転機が訪れました。一般社団法人「いきいきシルバー会」から、高知市朝倉己への「レネー」新事業所(店舗プラス製造拠点)建設の話をいただいたのです。

 

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衛生管理を考えて設計された工房

衛生管理を考えて設計された工房

 

面積は本町店の10倍以上、延べ約350平方メートル。ジャム室も新設します。工房が工場に変わり、新しい機器類が入り、仕事も全く変わるのです。喜びも大きい反面、器が大きくなり、ここで働く障がい者たちや職員が右往左往する姿が頭をよぎりました。

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私自身が“道しるべ”にならなければと腹をくくりました。31年勤めた本業を退職。「―ちゃれんじどの応援団」で働き始めました。

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この時、「ISO22000」という食品の安全に関する国際規格があることを知りました。この規格は、原材料の納入から製品の製造出荷まで、各段階で殺菌や異物混入を防ぎ、発生した場合どのように改善するか。そのための施設・設備整備や細かいルール策定といったマネジメントに対し、認証するものです。

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当時、県内で唯一認証を取得していた南国市の工場を見学。さらに高知市のコンサルタント会社「ISOシステム」を訪ねました。

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そこで言われました。「ISOは会社の力量に合わせて食品衛生面でできることを決めて、それをきちんと守ること。障がいのある人たちが教育によって、食品安全の管理基準を守り、安全で安心な商品をお客様にお届けするようになれば素晴らしい。設備に費用を掛け、危険な要素を極力なくすということも大切ですが、お金がないならそれをカバーするためのルールを決めて守ればいいのです」

 

ISO管理システムが人材育成に繋がります

ISO管理システムが人材育成に繋がります

 

 

このシステムは、障がいのある人たちの“道しるべ”になるのではないか。私はそう考えました。新事業所で“道しるべ”をたどりながらきちんとした商品を作り、社会に認められることで自信を付け、さらに自分なりの道を進むよう応援できれば、この上ない喜びです。

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11年9月から毎月勉強会を始め、翌12年4月に「レネー」新事業所を稼働。さらに1年半掛けて、製造室の掃除や入室手順をはじめ、材料の納入と保管、製造、商品の保管、梱包、出荷までの各工程で品質の安全をチェックする方法などを徹底しました。毎日それらを行うように。

 

13年12月18日、ついに福祉系事業所で、県内はもちろん西日本でも初めてのISO22000を取得しました。

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認証取得で終わりではありません。あくまでスタート。システムは継続しなければ意味がないのです。取得から1年余り。障がい者30人、職員14人でどんどんレベルアップを図り、「レネー」が福祉系事業所の模範となるよう努力を重ねていきます。

                                                  2015.1.19高知新聞22面オピニオン欄 所感雑感に掲載

新聞合成

 

お読みいただいてありがとうございました。

ここまで辛抱強くお読みいただいたあなたは、どういうお気持ちでお読みになってくれたのでしょうか?

 

もしかしたら私と同じ、障がいのあるお子様の

お父さん?

お母さん?

お兄さん?

弟さん?

お姉さん?

妹さん?

お祖父さん?

お祖母さん?

ご親戚?

 

もしかしたら何かを目標に頑張っているけど、

大きな壁にぶつかって?

誰かに足を引っ張られて?

いつの間にかやる気が失せて?

パートナーと考え方が食い違って?

上司に企画をつぶされて?

悲観的な気持ちに押しつぶされて?

自分の能力を信用できなくて?

相手をどうしても信頼できなくて?

みんなが自分を応援してくれなくて?

 

なかなか目的を達成できずにいる方でしょうか?

 

私もたくさんの苦痛や苦悩、悔しさ、悲しみ、怒り、虚脱感を経験してきました

 

何らかの理由で未だ達成できていないが、なんとかやってみたいと思っていることは何でしょう?3つ挙げてくださいと最初にお願いしました。

 

 

次に、どんな問題があってそれが達成されていないかをお聞きしました。

 

 

さらに、その問題・難題が解決してやってみたいことが達成されていたら、あなたの人生はどのようになっていたでしょうか?

 

 

ということをお聞きしました。

 

 

もし、私があなたの問題解決に何らかのお役にたてることがあるとしたら・・・と、ふと思いました。お金以外のアドバイスがもしかしたらできるかも・・・。

 

少なくともここまでお読みいただいたあなたのお話をぜひお聞きしたい。

 

下記のフォームに書いて送ってください。

 

送っていただいた内容は決してあなたの意思に反して他の目的で利用することはありません。私とあなただけのつながりの証となるものです。

また、あなたの問題に100%お応えできるということではありません。私の力は微々たるものです。問題によっては専門的知識が必要なこともあるでしょう。

政治的・宗教的な内容に関してもわたしは専門外ですから関われません。法律に触れるようなことは言わずもがな、です。

 

 

ただ、あなたの問題を文章にすることで心の整理ができるということは大いにあります。

 

 

また、第3者である私の客観的な意見を得ることで、これまでとは違う視点であなた自身が考え始めるかもしれません。

 

では、あなたのお話をお待ちしています。

 

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